もうすぐ!

mahora

2007年04月10日 13:38

久しぶりに村上龍を読んだ。
なんと「69(sixtynine)」と言う20年近く前に書かれた、自伝的小説だ。
本を読んでお腹の底から笑ったのは中学生の時に読んだ遠藤周作以来だ。
村上作品の中ではちょっと異色の小説で、あとがきに

この小説に登場するのはほとんど実在の人物ばかりだが、当時楽しんで生きていた人のことは良く、楽しんで生きていなかった人(教師や刑事やその他の大人達、そして従順でダメな生徒達)のことは徹底的に悪く書いた。
楽しんで生きないのは罪なことだ。
だが、いつの時代にあっても、教師や刑事という権力の手先は手強いものだ。
彼らをただ殴っても結局こちらが損をすることになる。
唯一の復しゅうの方法は、彼らよりも楽しく生きることだと思う。
楽しく生きるためにはエネルギーがいる。戦いである。
私はその戦いを今も続けている


しんどいけど私も楽しく生きるぞぉ…!