あぶく銭師たちよ!
昨夜TVで、
細木数子がいつもの調子で、数々の芸能人をぶった切っているのを、チラッと観た!
ノンフィクション作家の佐野眞一が「
あぶく銭師たちよ!昭和虚人伝」でも、細木を取り上げていた。
バブル経済の頂点を昇りつめ、そして、転落していったカリスマ経営者の人物ルポ。
筆者もあとがきで認めているように、この人だけは息を吹き返し、最近はその勢いに益々拍車がかかっている感じです。
言っている事と、やっている事とに矛盾の多い人だけど、それを解っていながら、なぜか惹かれていく。
優しさと生ぬるさの中で育ってきた人には、いくつもの修羅場を潜り抜けて来た人間の凄みは、魅力的に映るのだろうか?