文豪の古里馬籠

mahora

2008年06月05日 13:13

かつて長野県だった木曽馬籠宿は、すったもんだの末の平成の大合併により、岐阜県中津川市になった。



但馬屋」は、木曽十一宿最南端の馬籠宿の中にある、古民家造りの心温まる静かな宿です。
自家栽培の米や野菜を使った、素朴で味わい深い郷土料理を中心に提供しています。



食後は囲炉裏端で、ご主人から、民謡木曽節と、木曽踊りの手ほどきを受けられます。
哀愁を帯びた木曽節に合わせ、かつての旅人のように、囲炉裏を囲んで踊ります。
そして、木曽踊習得証書なるものもいただけます。

ここは文豪島崎藤村の古里で、近くには菩提寺の永昌寺もあり、藤村の墓もあります。
夜明け前」の一節が刻まれた碑がある展望台に登れば、恵那山と中津川市が手にとるような、素晴らしい眺望が望めます。