感情労働って…
所用で
社会保険事務所へ行ったら、私の前のおじさんが、若い職員相手に何やら興奮気味に話している場面に出会った。
社会保険事務所って、確信犯的不手際連発の「
社保庁」の出先機関なんだけど、どうも、年金の事で文句を言っているご様子…
まぁまぁ! まぁまぁ! 気持ちは解るけど、そんな戦闘的態度じゃぁ、話にならないよぉ~!
もっと、穏やかに理路整然と話さないと、単なる「
クレイマーおやじ」で終わっちゃうよ!
若いお兄ちゃんは、うなずきながら一生懸命笑顔で対応してたけど、仕事とは言え疲れるだろうなぁ…といたく同情してしまった。
そう言えば、友人のご主人がこの春、市民課へ異動になったけど、仕事の半分は市民からの
苦情処理に追われているらしい。
中には「
いいがかり」的なものもあるけど、市民の皆さまあっての職員だからね。
納得していただくまで、おつきあいするそうです。
体を使う
肉体労働。
頭を使う
頭脳労働。
そして、このように不特定多数を相手に、高度な感情のコントロールを要求される
感情労働
ああ! とうとう労働者は感情まで搾取される時代になってしまったのかぁ…?
今、あらゆる職種でこの「
感情労働の過酷さ」が問題となっている…と今週のAERAで特集しています。
読んで妙に納得した記事だった。