舎爐夢な時間
以前から一度、泊まってみたいと願っていた、安曇野のペンション「
舎爐夢(シャロム)ヒュッテ」に行って来た。
梅雨時の平日にも関わらず、13人ほどの宿泊客で、さすが県内有数の稼働率を誇るペンションです。
ここの特徴は何と言っても、
玄米や
自然農法で栽培した野菜を中心にした、
穀類菜食のオーガニックでナチュラル&ヘルシーな料理。
そして、オーナーの臼井さんが友人たちと3年掛かりで造った、森の中に佇む、
セルフビルドの思い入れたっぷりの瀟洒な建物。
自然に逆らわず、あるがままを受け入れ、市場経済至上主義に翻弄されることなく、すべてにおいて、持続可能な
循環型環境社会を立派に実践している。
日ごろ気づかないうちに、いかに大量生産・大量消費・大量廃棄のムダの多い生活をしているかが、よく分かる。
夕食後にはリビングに集まって臼井さんを中心に、宿泊者同士で旅の情報交換をしたのも楽しかった。
清里でブルーベリージャムを作りながら、農業を目指している広島の人。
国産材を使ったクラフト作りの工房を訪ね歩いている、鎌倉の設計士さんなど、みんなハッキリした目的を持って旅をしている。
朝はベランダで爽やかな空気の中、
天然酵母のパンに、新鮮野菜のサラダやみそ汁の朝食で、一日の元気をもらった。
TV東京の「
いい旅夢気分」でガッツ石松一家が訪れたそうで、今月の13日(水)にオンエアらしい…