家族の敵?
インターネットの登場で、
既存メディアは存亡の危機だけど、中でも
雑誌は大変で、創刊と廃刊の繰り返しらしいです。
夏休みに帰省した、編集プロダクションに勤める次男の話しですが…。
AERAではずいぶん前から「
家族」をテーマにした特集を組んでいるんだけど、とうとう今週号では「
老人と
独身は
家族の敵か」と題して、人生の先達と、可能性を秘めた若者を、家族の「敵」としてしまいましたぁ~!
えらいこっちゃっ! 遂に、戦闘状態に入れりです!
資産いっぱいの老人は年金寄こせ! 介護しろ! と圧力団体化し、増え続けるお気楽シングルの老後は将来、先進国としては
不十分な子育て支援の中で、家族が苦労して育てた、現在の子供たちが負担することになる。
だから、
子育て世代・家族世代に、もっともっと手厚い保護と支援をしろ! 普通の家族を大事にしろ! と言う論調です。
納得できる部分もあるけど、どうしていきなり「敵」と言う視点なの?
アカデミックな朝日新聞とは、思えないようなタイトルです。
それとも、タイトルで煽らなければならいないほど、落ち込んでいるのか? と勘ぐってしまう。
案の定、
AERA TALK でも突っ込まれています。
私も突っ込みいれようと思ったけど、バカらしいので止めときます。