お宝鑑定団

mahora

2007年10月12日 17:14

日本全国に空き家がいっぱいで、4年前の平成15年度で、すでに全国の空き家は659万戸あった。
人口減少社会なので、今はもっと増えていると思う。

空き家と言うより、廃家に近いものもあるから、一概には言えないけれど、住む人のない家ほど惨めなものはない。

近所にも利発な子どもが東京の大学に行き、出世して都会で家を持ったため、親が亡くなると住む人もなく、朽ち果ててしまった家が何軒かある。

ところが、骨董商の人によると、こうした家や蔵を壊した時には、掘り出し物のお宝が出るそうだ!

つまり、数十年も前に、都会の大学へ出す余裕のあるような家では、それなりに豊かな暮らしをしていて、価値ある調度品が揃っているということらしい。

2年前に我が家で蔵を壊した時に出た瀬戸物や漆食器、兜などは、期待値を大きく下回る、一切合財で1万5千円と言う金額だった。
でも、自分で片付ける手間を考えると妥当な金額だと思い、引き取ってもらった。

その夜は、そのお金で外へ出て、お腹いっぱい美味しいものを食べた。