羅漢さんが揃ったら…
青木村の
大法寺へ向かう参道沿いに、数体の
羅漢像が祀られている。
羅漢とは、仏教の修行を積み、悟りの境地に達した、尊敬や施しを受けるに相応しい
聖者のことです。
人間の
喜怒哀楽を表現した豊かな表情で、一つ一つの羅漢様を見ていると、話しかけてきそうで、いつまでも飽きない。
3月に川越の
喜多院へ行ったが、ここにも有名な
五百羅漢がある。
川越シルバーセンターの、ガイドさんが説明してくれたけど、夜中に羅漢様の頭を撫でてみると、一つだけ温かい羅漢様がある。
それは亡くなった親の顔に似ていると言う、言い伝えがあるとか…
そう言えば、子どものころの遥か昔
羅漢さんが揃うたら回そうじゃないか! ヨイヤサノ、ヨイヤサッ! ヨイヤサノ、ヨイヤサッ!
と歌いながら
手遊びをした覚えがあるなぁ…
大法寺の階段下に、
地元のおじいちゃんがポツンと立って、畑で獲れた豆や野菜を売っていた。
値段に比べて品質が今ひとつのうえ、要らない! と言っても、とてもしつこく勧めてくる。
大分お歳とお見受けしたが、羅漢様の境地には程遠いですぞっ!