2009年01月17日
人生の彩スタート
時の流れは残酷で、人も羨むような美貌の持ち主でも、歳を重ね、老いることからは逃れられない。
単に歳を重ねるだけなら、あるがままを受け入れ、静観していればよい。
ただ、これにアルツハイマーなどの認知症が加わると、本人はもとより、周りの人間も、単なる老化現象では済まされない、地獄が待っている。
カナダ映画「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」は、そんな重いテーマの映画だった。
ただ、どうなんだろう?
ヒロインのフィオーナを演じたジュリー・クリスティは、老いても、認知症でも、気高く気品ある美しさで、記憶と感情が行きつ戻りつする戸惑いの中でも、夫への信頼と変わらぬ愛情を美しく演じていて、画面に彩りを添えていた。
それに比して、夫のグラント役のゴードン・ピンセントは、元大学教授で、妻もかつての教え子で、現役時代は女子大生にモテモテで、それなりの浮名も流していた、と言う割には、外見も内面も冴えない親父なんだよね。
まぁ、愛する妻に先立たれたり、臥せられたりしたヤモメ男とは、こうもだらしないっ!と考えれば、ハマリ役ですが…
老いてからの性愛をテーマとして描くなら、ミスキャストだと思った。

そう言えば年末に、ご主人が長い間うつ病で苦しんでいた友人から、今の家を売って、春には新しい土地で、人生の再スタートを切ることになった!とメールが入った。
昨年、ご主人のお父様が他界されたのだが、この方が立派過ぎて、偉大過ぎるお父様で、これがきっかけで、さらに病気が悪化してしまった感じです。
男女の仲も、親子の仲も、程よい距離間を保つことが大事です。
単に歳を重ねるだけなら、あるがままを受け入れ、静観していればよい。
ただ、これにアルツハイマーなどの認知症が加わると、本人はもとより、周りの人間も、単なる老化現象では済まされない、地獄が待っている。
カナダ映画「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」は、そんな重いテーマの映画だった。
ただ、どうなんだろう?
ヒロインのフィオーナを演じたジュリー・クリスティは、老いても、認知症でも、気高く気品ある美しさで、記憶と感情が行きつ戻りつする戸惑いの中でも、夫への信頼と変わらぬ愛情を美しく演じていて、画面に彩りを添えていた。
それに比して、夫のグラント役のゴードン・ピンセントは、元大学教授で、妻もかつての教え子で、現役時代は女子大生にモテモテで、それなりの浮名も流していた、と言う割には、外見も内面も冴えない親父なんだよね。
まぁ、愛する妻に先立たれたり、臥せられたりしたヤモメ男とは、こうもだらしないっ!と考えれば、ハマリ役ですが…
老いてからの性愛をテーマとして描くなら、ミスキャストだと思った。

そう言えば年末に、ご主人が長い間うつ病で苦しんでいた友人から、今の家を売って、春には新しい土地で、人生の再スタートを切ることになった!とメールが入った。
昨年、ご主人のお父様が他界されたのだが、この方が立派過ぎて、偉大過ぎるお父様で、これがきっかけで、さらに病気が悪化してしまった感じです。
男女の仲も、親子の仲も、程よい距離間を保つことが大事です。
Posted by mahora at
16:29
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