2008年03月31日

とうとう…

手に入れましたっ!

刻字作家の宮澤梅径先生の、喜寿の記念個展が、市内の画廊で開催され、普通では手に入らない価格で購入することができました。
…と言っても、私の手の届く範囲のものですが…

七十七歳になる今日まで、創作活動を続けて来られたことへの感謝と言うことで、材料費のみの価格で販売と言う、大盤振る舞いです。

(財)書道芸術院理事を初め、毎日書道展審査会員、NHK松本文化センター講師など、畏れ多く、そして、輝かしい肩書きをお持ちの方で、刻字作家では、日本では五指に入る方だそうです。
前にも紹介させてもらいましたが、普段はご近所の、物静かな酒屋さんのご主人なのです。

会場には次々と愛好家が訪れて、作品を鑑賞していました。
「書」というより、前衛書道というか、現代アートといった趣の作品が多く、その独創的な発想は、一体どこから湧き上がってくるのだろうか…? と感心するばかりです。

4月1日まで市内のはら美術で開催中です。
写真は私が気に入った「気流」です。  


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2008年03月28日

中国料理の美華

中華料理じゃなくて、中国料理の美華
お肌ツヤツヤで、満面の笑みで迎えてくれる女将さんの「いらっしゃいませっ!」で、美味しさ倍増です。

味の良さは、数々のブログで紹介されている評判の店なので、何を書いても二番煎じになってしまう。

敢えて書くとすれば、
メニューを片っ端から食べ尽くしたいっ!
そういう店です。

今回は、海鮮焼きそば・五目焼きそば広東風と、マンゴープリンだった。

  


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2008年03月27日

自己実現最大の敵!

阿部絢子やさしくて小さな暮らし」を自分でつくる―ヨーロッパ流エコライフ (家の光協会
消費者問題に詳しい作者が、エコ先進地のヨーロッパ各国で、一般家庭にホームステイし、そこから学んだ質素な無駄のない、それでいて豊かな暮らしぶりのレポートです。

歴史や文化、気候風土も異なる国の消費スタイルを、極東アジアの高温多湿で、1億人がひしめく小さな島国に、そっくり当てはめるにはムリがあるけど、学ぶこと、実践できることはかなりあると思った。
…と言うか、以前の日本では当たり前に行ってきたことばかりです。

不要な衣類はほどき、洗い直し、仕立て直し、最後まで使い切る。
食器は無害の洗剤でサッと洗い、すすがず、布巾で拭いて終わり。
エエ~ッ!って思うけど、日本でも米のとぎ汁で食器を洗い、そのまま乾かし使っていた。
家は少しずつ時間をかけて手創りし、どんな家庭でも家具類は必ずリサイクル品を使う。

モノに対する愛着と、手間ひまかけたていねいなライフスタイルは、おしゃれで洗練されたヨーロピアンスタイルとはかけ離れた、実に質素で始末な暮らしで、消費することでしか、経済成長しない日本とは大違いです。

昨日の毎日新聞に仏文学者の鹿島茂が、幼児虐待・育児放棄がなくならない原因は、資本主義の異常発達にある、書いていた。
消費スタイルという点で、共通するものがあり、とても興味深く読んだ。
以下、一部引用視します。

資本主義の本質とは、より多くの商品を消費者に買ってもらうことである。
だが、商品の購入が「必要」に基づく限り、販売数は人口を超えて増えることはありえない。

そこで、資本主義が考えだしたのは、自己実現としての消費というアイデアである。
つまり、消費者が自分の価値を他人(あるいはもう一人の自分)に認めさせようとした時、商品を買うしか方法がない(モノを買うことが幸せの根源と説くテレビ・新聞・雑誌の広告など)よう思い込ませることができれば、資本主義は「必要」の枠を超えて拡大できるのである。

だが、消費者が自己実現としての消費を行うには、金を稼ぐこともさることながら、そのための時間もまた作り出さなければならない。
ようするに「面倒くさい」ことを極力省力化しない限り、消費に全エネルギーを傾けることはできないのである。
そして、この面倒くさいことの筆頭が育児である。
ゆえに、自己実現としての消費が進めば進むほど、自己実現の最大の敵である育児は、真っ先に標的になり、ネグレストされていく。  


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2008年03月26日

錦豊琳のかりんとう

日本橋錦豊琳のかりんとう詰め合わせをいただいた。
ウワサでは、行列ができるほどの人気商品で、贈ってくれた方も、1時間も並んで購入されたとのこと。

ウーン!
申し訳ないけど、果たして行列して並ぶほどの美味しさかなぁ…?
多分に好みもありますが…
私は並ばない…多分…  


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2008年03月24日

若人は走り抜けた!

当市の天竜川東岸を、高遠・長谷へ抜けるナイスロード(小恥ずかしい名前の道です…)が、駅伝コースになっていて、応援に行く。

何しろ区長名で、みんなで沿道に出て精一杯の声援を送りましょう! と言う通達文書が、回覧板で回るほどの意気込みです。
第3区間と第4区間に相当するので、第3中継所に向かう選手と、折り返して第4中継所に向かう選手の、両方に声援を送れるのです。

佐久長聖がダントツのひとり旅状態で、しばらく選手が来なくて暇していると、「来たぁ~! 来たぁ~!」の声で、いっせいに沿道にかけより、小旗を振って声援を送る。

どの選手も大粒の汗をかきながら、自分の持てる力を精一杯出して走り抜けていた。
若者のその姿に思わず、がんばってぇ~! 声をかけたくなる。

あと半月もすればこのナイスロードを、高遠公園のお花見の車が、列をなして通り過ぎていくのです。  


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2008年03月22日

若人は走る!走る!

明日23日に当市で開催される、春の高校駅伝2008。
事務所前の施設が、男子の第1中継地点になるため、朝からTV中継車や役員さんなどが出て準備している。
そして練習でもしているのか、その脇を選手らしい高校生が、走っている姿も見かける。

普段は、登下校の小学生とお年寄り、それと我が物顔でまったりノンビリ歩く、ネコぐらいしか通らない閑散とした商店街だけど、当日、沿道には大勢の応援の人たちが押し寄せる。

天気も良さそうなので、明日は人出が期待できそうです。
若人の健闘を祈ります。  


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2008年03月19日

早春の天草の香り

予約注文しておいた、九州天草産の「新芽のワカメ」が入荷した。

天草の厳寒の海で2月中旬から採取される、一番採りの天然ワカメなのです。
塩分も少なく、戻してもトロトロにならず、歯ごたえ、香り、味すべてに合格点!

酢の物・サラダ・和え物と、冬野菜のイモと大根の煮物ばかりに飽きてきた、今ごろの食卓にはもってこいの食材です。
他のどんな素材との相性もよく、春の食卓の名脇役と言う感じ…

タップリ1キロ入って、1,280円ですが、冷蔵庫に入れておけば一年中食べられる。
但し、国産ワカメへの需要の高まりや、原油高騰などの影響で、市価では1,890円相当らしいです。
今年はこれまでと同じ価格で売るけど、来年は値上げしないとやっていけないとか…

伊那北駅前のにんべん酒店さんで購入できます。  


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2008年03月17日

人並みに…

風邪をひいてしまったっ!
不覚にもうららかな心地好い、春の陽射しの中で…
なんてこったぁ!
熱でウンウン唸っている横で、ガガーッと高いびきで寝ている連れ合いをみると、さらに熱があがる!

春闘本番になり、駐車場にある労組の街宣車が模様替えしていた。
いつ見ても思うのは、本当にこれで大衆の心を掴み、社会を変えることができると考えているのだろうか? と言うこと。

バブル崩壊後の経済混乱の中で、御用労組は本当に無力だった!
企業のリストラに協力し、結果、大量の若年失業者を出し、現在に至っている。
そのことが総括されないうちは、何をやっても、何を叫んでも、空しい!  


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2008年03月12日

メインディッシュの匙かげん

新鮮な瑞々しい高級魚が並ぶ、早朝の市場。
その食材を使って、よだれが垂れそうなくらいに美味しく、そしておしゃれな高級料理に仕上げる美人シェフのケイト。

彼女は完璧主義者で、自分の料理には絶対の自信を持っている。
リズム良く、流れるような隙のない動作で仕上げる料理は、多くの客を至福の時にいざなう。
が、彼女の下で働くスタッフは常に緊張を強いられ、気が抜けず、息が詰まる
(わかる! わかる!)

自信過剰で他者を受け入れる余裕のない、鉄の鎧を着込んだ、仕事一筋の女にありがちなタイプの彼女の前に現れる、異分子のニックとゾーイの二人。

不慮の事故で母親を亡くした姪のゾーイを仲立ちに、ケイトの心を優しく温かく溶かしていくニックとのラブロマンスでハッピーエンドの映画「幸せのレシピ」が昨夜の例会作品だった。

リトル・ミス・サンシャインでわが身も省みず、美少女コンテストに挑戦するオリーブ役を演じた、アビゲイル・ブレスリンがゾーイ役で出演。
寂しがりで甘えん坊、ちょっぴりおませな少女を可愛らしく演じていた。  


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2008年03月11日

病児保育のフローレンス

「社会を変える」を仕事にする 駒崎弘樹 英治出版

ニューズウィークで「世界を変える社会企業家100人」に選ばれた、NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹が、保育界の難題「病児保育」に真正面から取り組み、社会企業家として成長していく過程が、若者らしい素直でストレートなことばで語られています。

29歳の筆者はロストジェネレーション世代ですが、その純粋な生き方や、世の中の矛盾に対する問いかけが、私たち親世代に突き刺さるように向けられています。
同時に、ソーシャルベンチャー(社会企業家)と言う、これまでになかった生き方を選択した彼らのような若者がいることに、明るい未来が期待できます。

文中、「うんうん、そうだよなぁ!」と、妙に納得してしまところがいっぱいあります。
■「失われた十年」に青春時代を過ごした世代の社会観
中学3年の冬に阪神淡路大震災があり、春には地下鉄サリン事件があり、援助交際が流行り、世はリストラブームで、友だちのお父さんが会社をクビになったり…

いい学校に行って、いい大学に入ると、いい会社に勤められて、いい人生が送れる。
そんなの嘘じゃないか。

塾の先生、あなたは間違っている。
学校の先生、あなたの言っていることは残念ながら納得できない。
いい大学に入っても意味もなく虐殺に参加するやつがいるし、いい会社に行っても当たり前にみたいに職がなくなるし、職がなくならなくても自分の娘くらいの女子高生にお金払って一緒にカラオケいくようになったら、そんな人生終わってる。
全部嘘じゃないか。嘘ばっかりだ。

信じてきたものに、いきなり梯子を外された時の戸惑いと怒りが爆発しています。  


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2008年03月10日

侵食!

小さなおこちゃま相手に、遊ぶ機会に恵まれた。

大事な妹のおもちゃを取り上げた子を、お姉ちゃんが「欧米か!」と言って、頭をたたいてかばっていた。

美しき姉妹愛!?
恐るべし! 吉本お笑い侵食攻撃!  


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2008年03月08日

群れるの大好き信州人!

母校(高校)の同窓会の役員会があった。
ご多分に漏れず会員の高齢化と、新入会員の減少をどうするか! が話題になった。

同窓会に対する想いは、年代によってかなりの温度差がある。
自分中心、わが身大事の世の中で、母校だけを錦の御旗に、幅広い年代を一つにまとめようとするのは、大変なことです。
いくら理念を語っても、現状にあった運営をしていかなければ、会員は離れるばかりです。

確かに母校と言うキーワードで群れていると、何かしら共通するものがあり、その中にいる時は快適だ。
ただ、快適空間に長時間滞在すると、外界の変化には弱いし、進歩もない!
そう言ったこと、よ~く考えて欲しいです。

帰りにみはらしファームでチューリップ祭りをしていたので、一鉢買い求めてきた。  


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2008年03月07日

2+1のスケール

■スケールその1
国交省所管の財団法人が、数年間に亘り、自己負担無しの団体丸抱え職員旅行を行っていたと報道されていた。
この法人の収入の7割強は、ガソリン税などの道路特定財源でまかなわれているので、端折って言えば、税金で極めて私的なタダ旅行をしたことになる。
多い時は1泊2日の旅行で1人当たり、7~9万円ほどだったとか…
ふ~ん、なるほどぉ~!

■スケールその2
下諏訪町の大型飲食店建設計画が、出店企業の元社員による、会社の金の着服で計画が中止になってしまったらしい。
その着服額がなんと、2~3億円とか…
ふ~ん、なるほどぉ~!

人も羨む最高学府で知識と教養を身につけ、おそらく在職中は、何千億と言う予算執行の決済をしてきたであろう役人が、わずか7~9万ほどの金を出すのを惜しむ。
他人の金で泊まったスイートルームで、いったい何をし、何を思っていたのか…
浅ましく、なんとも哀れな情景が目に浮かぶ。

片や地方の中小企業の一社員が、いったい何に使ったのか、億単位の金を操作し自分の懐へ入れてしまう。
法的な問題は専門家に任すとして、額の大きさと度胸の良さに、断然こちらに拍手したい!

■+1のスケール
兆と言う単位が跋扈する、世界長者番付け。
ことばが見つかりませんっ!  


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2008年03月05日

トリノドルチェ

留学している娘さんに逢いに、イタリアへ行ってきたお客様から、カファレル社のジャンドゥーヤと言う、濃厚な味のチョコレートをいただいた。
ネットで調べたら、神戸に直営店がある。
http://www.caffarel.co.jp/

トリノを発祥の地とし、厳選された材料を、硬過ぎず柔らか過ぎない配合でペースト状にし、モルド(型)を使わず成形する独自の製法でつくっているらしい。
モルドを使わないので、他のチェコに比べてヘーゼルナッツがいっぱい入っていて、このことが独特の味と、舌触りのチョコに仕上げているらしい。
よく分からないけど、そういうことらしいです…

ワインもいただいた。 花見までとって置こう!  


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2008年03月04日

女の密告はコワ~っ!

真保裕一「密告」講談社文庫

二文字タイトルの小役人シリーズですが、小役人(今回は警察官)だけあって、責任をとらない役人心理の描写はリアリティがあって、大いに納得できるのですが、ストーリーの展開が主人公の過去へのこだわりと、かつての恋人との関係を絡ませすぎて、遅々として進まず、途中で投げ出しそうになった。

偽札造りに燃えるアウトローな若者を描いた「奪取」とは、スピード感・ハラハラドキドキ感が格段の差です。
やはりミステリーは、読者を徹夜させるくらいに、本の中へ引きずり込むモノがおもしろいっ!  


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2008年03月01日

前進!デジタル申請

業務上、土地や建物の登記簿謄本が必要になる時がある。
所轄の法務局へ出向いて、印紙代を支払って取得します。
法務局が遠い人は時間もかかる。

ところが最近は(財)民亊法務協会が行っている、インターネット登記情報提供サービスを利用すると、自分のパソコンから必要な登記情報が閲覧、印刷できます。
しかも、1筆480円(カード決済)と従来の半分以下の手数料です。

事前に利用者登録をし、与信確定処理を受け、PCにJAVA環境を整えるなどの準備が必要ですが、利用価値は十分にあります。
ただ、地図(公図)を提供している法務局がまだ少ないのが難点ですが、順次整えていくらしいです。

デジタル社会の進化を実感できました。  


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