2008年04月30日

ふふふふっ!しゅふふ!

南信州阿南町(あなんちょう=県内で唯一、町をチョウと音読みする町です)にある、地元野菜料理のバイキングレストラン しゅふふ
地元で獲れた旬の野菜を、地元の主婦たちが、心を込めて料理し、提供してくれるお店です。
GW中で混雑するとは思ったけど、飯田市に行ったので、足を延ばしました。



地域的にも山菜が豊富な所なので、タラの芽の天ぷら、筍ご飯、ワラビの酢の物、大根とウドのサラダなど、料理雑誌のコピーにある、「春を食べ尽くす!」と言った感じです。
野菜がメインのヘルシーメニューですが、洗って、あく抜きして、切って、味付けしてと、下準備に一番手のかかる野菜を、基本を外さず、若い主婦たちの感覚でアレンジして提供している。



私のお勧めはおからサラダに、おからマフィンです。
野菜中心なので、食べ過ぎてもメタボの心配はありません!



地域的に浜松や名古屋ナンバーの県外車が圧倒的に多く、食後は隣接する、かじかの泉でリフレッシュできます。


  


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2008年04月28日

桜並木復活への願い

春の風の中、三峰川のサイクリングコースを、ウォーキングゥ~! に出かけた。

ここにはかつて、三峰川の霞堤として、川に沿って桜並木があったが、昭和36年の水害で、ほぼ全滅してしまった。
現在は残った数本の老木が、時期になれば花を咲かせている程度である。




そこで、以前の美しい桜並木を復活させようと、この春、川下に新たに堤防を増設し、子どもたちが桜の苗木を植えた。
この小さな苗木が大きく生長して、満開の花を咲かせるようになれば、見事だろうなぁ…と思った。





残雪の中央アルプスと、春の農作業に精を出す人たちを眺めながら、自分のペースで歩くのは、リフレッシュにはもってこいです。
この時期、周りの家々を見てみると、鯉のぼりがはためく家が、年々減っている。
少子化を実感します。  


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2008年04月24日

貼って治す

3月にひいた風邪が、やっと全快のいい感じになってきた。
滅多に医者にかからないので、日々進歩する治療法に、驚くことがある。

今回は咳がひどく、そのことを医者に訴えたら、ホクナリンテープと言う、身体に貼って気管支を拡げ、咳を緩和する貼り薬? を処方された。
しかも、1回貼れば、24時間効能が続くとのこと。
喘息の治療ではメジャーなものがらしい。

3センチ四方の小さなシールを、指定された部位に貼ると、皮膚から血管を通じて、気管支拡張剤が徐々に浸透していき、呼吸を楽にするから、咳も少なくなりますよ! と言われたが…

ウーン! 申し訳ないですが、私にはあまり効果がなかったような…
  


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2008年04月23日

南方みやげ

従姉妹が小笠原諸島へ遊びに行って来たと、お土産にレモンジャムを買ってきてくれた。
さわやかな酸味が、清々しいジャムです。

…で、旅の感想は? と訊くと、
とにかく遠かったぁ…のひと言。

何でも東京竹芝桟橋から貨客船で、25時間以上も船にゆられるそうだ。
海上の天候によっては、結構ゆれるらしく、時間もかかる。
その旅程が往復ある訳で、時間に余裕がないと心底楽しめないよ…と言っていた。
でも、スカイブルーの海がとってもきれいで、長い船旅の疲れも吹き飛んだと言っていた。
  


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2008年04月22日

悲恋のヒロイン

高遠町には古刹が多い。

先日のホステリングでは、花見のあと、上伊那で一番古い寺で、境内の湧き水で墨をすると、書が上達すると言われている「香福寺」、絵島が眠る「蓮華寺」、高遠藩藩主内藤家の菩提寺である「満光寺」をみんなで巡った。

蓮華寺ではいつの間にか、絵島のお墓の横に、写真のような「女人成仏」の碑ができていて、びっくりした。
道ならぬ恋に堕ち、信州高遠藩に幽閉された悲恋のヒロイン、絵島のラブストーリーは有名だけど、この地は当時、それほどの陸の孤島で、江戸は遥か遠い遠い存在だったのだろう。

携帯の出会い系サイト全盛の現代は、この手の話しは、きっとおとぎ話の世界だろうなぁ…と思った。
  


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2008年04月21日

桜コミュニティーその2

土曜日の夜には、地域の桜並木を、ライトアップしている愛好会で、大観楼会が盛大に行なわれた。
花が咲こうか散ろうが、そんなの関係ねぇ…!の花より団子のメンバーばかりで、宴会は大いに盛り上がりました。

おでん、手打ち蕎麦、アスパラサラダはじめ、それぞれ自慢の漬物やデザートで、テーブルはごちそうでいっぱい。
子どもから大人まで、近所で暮らしながら、忙しさに追われ、なかなか顔を合わせることがないので、久しぶりにゆっくり歓談できた。

隣りに座った近所の男の子が、この春で中学3年生になったと聞いてビックリ!!
小学5年生のころに合って以来で、月日の経つのはほんとに早いっ!

芸達者も多く、宴もたけなわになれば、ハーモニカ演奏や、踊りなどの演芸も飛び出し、楽しい夜のひと時でした。
  


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2008年04月18日

コスタリカコーヒーはいかが!

高遠町長藤(おさふじ)栗田地籍に、昨年の夏、オープンした「高遠本の家」
旅籠だった古民家に、東京の古書店主6人が共同経営し、新しい古本屋の形態として、各種メディアで話題になった。
私も何回か訪れて、本を購入したことがある。

が、いろいろな事情が重なり、3月からここは「高遠長藤文庫」として、個人経営の古本屋として、リニューアルオープンした。
そうです。春の訪れと共に物語は、第2章へのページがめくられたのです。

リニューアルと同時に、喫茶も充実しました。
同じ高遠町にある「信濃屋中米商店」が、直輸入している、中米のコスタリカのコーヒーを提供しているのです。
豆はコスタリカでも、安全で高品質を誇る「Café Britt」社の製品を扱っているそうです。
詳しくは、信濃屋中米商店さんの、ホームページをご覧下さい。

先日、初めてこのコーヒーを買ってみました。
いろいろな種類があるらしいですが、今回は、日覆い栽培のオーガニック挽き豆を購入。一番の人気商品だそうです。

体中が包まれるような深い香りと、コクのある苦味と味わいが、ホッとさせてくます。
そして、しゃれたコーヒーカップが欲しくなります。

長藤文庫の店主さんも、信濃屋中米商店の店主さんも、みな県外の方だそうで、地域おこしには、外からの人の方が長けているのかぁ…と思います。




  


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2008年04月17日

紅茶のハロッズ

毎年のことながら、昨日の私の誕生日を覚えていてくれたのは、長女(私に似て気がきく?)と、義父(そんなに気を使わせる嫁か? はたまたできた嫁か?)だけだった。

長女はプレゼントに、ハロッズの紅茶とビスケット、ガセットバッグのセットを送ってくれた。
ありがとう! ありがとう!

昨夜は英国王朝気分? で、娘に感謝しながら、ビスケットと紅茶で、まったりティータイムとしゃれこんだ。

ハロッズといえば、フローラルベアーで、それをデザインしたバッグが多いけど、母親の歳を考え、アーガイルチェックと、花柄の2種を選んでくるあたりは、大人になったなぁ…と思った。
  


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2008年04月16日

満開の桜の下で…

12日の高遠ホステリングは、城址公園の花見がメインだったけど、城内はまだ五分咲きだった。
それでも花見客は多く(圧倒的にバスツアー客)、たくさんの人出でにぎわっていた。

こうした時、よく見かける光景が、夫婦喧嘩をしている人だ!
桜雲橋ですれ違った、初老のご夫妻も、奥さんが凄いオカンムリだった。

「あなたは、いつもそうだっ!」「もう! いいよっ!」
と、何に怒っているかは分からないが、頭から湯気が出んばかりに、プンプンに怒って、旦那さんを置いて、サッサと早足で先に行ってしまう。
ご主人は無言で、トボトボとついて行く。

厳しい冬を乗り越えて、美しく咲き誇る桜を見ても、一時感嘆するだけで、人の本心は、そうたやすくは変わらない。
正に、桜は見る人の心持ちによると思う。

先週のAERAの、高村薫のエッセーがとてもよかったので、引用します。

 桜が咲いた。子どもたちは新学期に胸を膨らませ、呑気な大人たちは花見に浮かれ、老人たちはこの花を来年も見られるだろうかと沈鬱になり、はたまた進学や就職に失敗した青年たちは、あらためて焦りと絶望をつのらせる。
 桜の季節は、その時点での己が人生の勝敗や幸不幸を、ほんとうはどこにもそんな必要はないのに人びとに思い出させ、十日足らずで過ぎていく自然のサイクルに過ぎないにもかかわらず、必要以上に人のこころを惑わせる。




  


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2008年04月15日

断層を肴に…

気場で体内浄化したあとは、腹ごしらえとばかりに、分杭峠を大鹿村に下る。

途中、日本最古で最長の、「中央構造線北川露頭」が、むき出しになっている河原で、みんなで弁当を広げ、宇宙船地球号について、アレコレ薀蓄を傾ける。

地質学にはまるっきり興味がないが、構造線を境にして、でき方が異なる岩石が接しているのが、素人目にもハッキリ判る。
日本をパックリ二つに割って見たら、その断面はこんな風になっているのか? って感じです。

日本列島が大陸の一部だったころから、活動している中央構造線。
時の単位も、1億年以上とか、1500万年前とかのスケールの大きさに、もはやジュラシックパークの気分です。
  


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2008年04月14日

黙って座れば…

驚異の気場で気分スッキリ!

重かった足どりも軽快に、人間ドックでは悪い数値ばかりだったのが、気場に通うようになってから、正常値に戻った!
体内が浄化され、20キロも減量し、以前に比べてずっと健康になった!
などなど…

にわかには信じがたい、なさそうでありそうな話題にこと欠かない、伊那市と大鹿村を結ぶ、国道152号線、分杭峠にある「ゼロ磁場

県ユースホステル協会主催の、高遠ホステリングに参加して、12日にその気場に座ってきました。
…と言っても、標高1425mの峠近辺は、まだ所々に雪が残り、周辺は、泥んこでグチャグチャ状態!

それでも、強力な磁場に惹きつけられる人たちが作ったと思われる、簡易ベンチに座ること15分(時間の関係で)
本当は、1時間を目安に座ると、心身が強い波動によって浄化されるそうです。
何となく分爽快!になった…と言うことにしておこう!

駐車場は、ウワサを聞きつけた県外車で、いっぱいでした。

  


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2008年04月11日

いのちの輝きを守る…

見た目は偏屈で頑固そう…
でも、話してみると、とっても柔軟性のある、思考の持ち主の80歳のご老人。

「俺は、毎日を飲んでるから、丈夫なんだよぉ~!」
真澄って薬だぁ~!」
※お酒好きで、信州の人でないと通じない

そのご老人から、「いのちの輝きを守る会」の、会員証を見せていただいた。
カードサイズの会員証には、病気あるいは事故で、完治の見込みがないと判断された場合

■延命のための治療を一切拒否すること
■苦痛を和らげるための治療は積極的に受け入れること
■この件に関する責任は一切自分が負うこと
など、もしもの場合の医療措置について、自分の意思表示を示したカードだった。

これをいつも、財布の中にしのばせて、持ち歩いていると言う。
見習いたいっ!  


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2008年04月10日

末永く…

先日の宮澤梅経先生の、喜寿記念個展で購入した、作品が届き早速飾ってみました。
ウーン! なかなかいいですねぇ…

作品はおめでたい「鶴亀」です。
末永く幸運が続くような、エメラルドグリーンの、華やかな色合いが気に入りました。

因みに美術年鑑では、先生の作品は「80センチ×30センチ」のもので、56万円が市場価格だそうです。
それから計算すれば、今回は信じられないような価格です。

それだけでも、幸運と言うものです。


  


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2008年04月09日

超大国の懐

NYのワシントンスクエア公園で、猫の絵を描いている、独りの年老いたホームレス。
そのジミー・ツトム・ミリキタニの、数奇な運命を描いた、ドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」。
昨夜は会員を増やすため、一般公開したせいか、いつもの例会よりは、多く入っていたような気がした。

第2次大戦中に、日系人強制収容所へ入れられ、市民権を剥奪された事や、故郷・広島への原爆投下などから、彼の合衆国への嫌悪感と不信感は強く、反戦への信念を貫くベースとなる。

彼を撮り続ける監督の、リンダ・ハッテンドーフとの距離が、少しずつ近くなり、警戒心で固かった表情が、徐々に柔らかく、穏やかになっていく。

ラストはカリフォルニアの、ツールレーク収容所跡地を訪れ、辛い過去と向き合うことで、合衆国への気持ちに変化が現れる。
離れ離れになっていた姉との60年ぶりの再会を果したり、市民権回復で、ケア付き老人ホームに入居できたり、ささやかな幸せに包まれる。

私が感心したのは、ツールレークの強制収容所をきちんと保存し、過去の歴史の誤りを素直に認め、後世に伝えようとしている合衆国の姿勢だ。
何だかんだ言っても、広大な国土に多くの移民を受け入れ、民主主義を根づかせ、未来に向かって進む、超大国の懐の深さを見せつけられた映画だった。  


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2008年04月07日

桜コミュニティその1

家の近くを走る県道沿いに、20本ほどの桜並木がある。
古木なので枝が低く垂れ下がり、満開時にはピンク色のトンネルになり、伊那市の「まほら伊那 いいとこ百選」にも選ばれている。

数年前からご近所の有志で、この桜並木のライトアップを始めた。
高遠さくら祭りに合わせ、5日の土曜日に点灯式のセレモニーを、ごくごく控え目に行った。

下草刈りや配線など、下準備が大変だったが、夜空にライトアップされた桜も、風情があって良い。
(まだ、つぼみ状態です)

…で、肝心の花より団子の観楼会は、19日の夜に公民館にて盛大に行う! とお達しがあった。
これも、桜を仲立ちとした、立派な地域コミュニティなのです。  


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2008年04月03日

桜咲く!

JR伊那北駅北側の、南信森林管理署の桜が咲き始めました。
さすが森林管理を専門とする役所の庭だけに、手入れ良く(?)毎年、確実に美しく咲かせます。

ここ数日は寒い日でしたが、その時が来たっ! とばかりに咲き誇ります。
今週末には高遠城址公園のさくら祭りも始まり、街中がお花見モード一色となります。

高遠に行かれたら、地元作家の器の店、
ギャラリーみなと屋 http://e-minatoya.jp/
を覗いてみて下さい。

私の知り合いが、やさしく応対してくれますよ。  


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2008年04月02日

ステキな贈り物

先日の宮澤先生の個展では、作品購入者に、宮田村の染色工房、香藍窟の細田伊佐夫氏が、染め上げた暖簾がプレゼントされた。

先生の書「日輪、月輪」を、凹凸の強い別織の生地に、版画調の岡染(刷毛引染)で、一枚ずつ手染めした。
と栞には書いてある。

染物についてはまったく知識がないので、よく分からないが、広げてみると、深く落ち着いた藍色が、書をいっそう引き立て、格調高いものにしている。

こんな立派な暖簾を、どこにかけようか?
いやいや、暖簾をくぐる度に、手垢で汚れてはいけないので、気の利いたインテリアとして飾っておこう!
でも、コーディネートはどうしたらいいか?
などなど、思案中です。

ネットで調べたら細田氏は、駒ヶ根市のシルクミュージアムで、染物の体験工房も主宰されているらしい。

モノが溢れる時代に、一芸に秀でた人は、こうした気の利いた贈り物ができ、羨ましい限りです。  


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