2009年10月28日

お買いものぉ~!お買いものぉ~!

京都北野天満宮天神さん
学問の神さま「菅原道真」が祀られ、大学受験の姪にお守りを求める。
毎月25日は境内から沿道にいたるまでびっしり、露店や骨董店や並ぶ天神市が開かれる。
ジャンク品もあるけど掘出物もあると言う、見て・歩いて楽しい、手にとってワクワクするお買い物ができる。



アンティーク着物の露店が目立つ中、アンジェリーナ・ジョリーのような目力で「おいで!おいで!」をする古本?を発見っ!
昭和13年6月号の「少女の友」の付録「あしながおぢさん」だった。
右から左に流れるカリグラフィー風のかな文字に、松本かつぢの清純乙女の挿絵が美しい。
うしろ見返しに一部穴が空いているのと、鉛筆の落書きがあるページを発見して値段交渉してみるけど、お店のおじさんは頑として値下げに応じない!よ~しっ!買ったぁ~!



鳥居近くの露店では、瞼を閉じた清楚で、上品な貴婦人のように美しいブローチを発見!
さんざん褒めて、半額にしてもらった!楽しいお買い物だったぁ~!








  


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2009年10月27日

見てよし!食べてよし!ライスアート!

巻きずし教室の一回目。
巻きずしと言っても、「花巻き寿司」のことです。
今日のお題は初冬を彩る「山茶花」です。
「巻く」と言うより、巻きすを操って、形を整えながら、寿司飯を海苔でくっつける…と言う感じです。



ワァ~! 上手にできたぁ~! と参加者から歓声があがります。



次回は丸い巻きすを使った、角巻きだそうです。
図形合わせのように、頭をひねります。


  


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2009年10月26日

嵐山に響く 梵鐘の鐘の音

京都嵐山にある千光寺 大悲閣(だいひかく)
渡月橋から船に乗って保津川を遡る。



到着した船着場では、星野リゾートが2年前から休業状態だった「嵐峡館」の再生工事中。
今年の12月には、1泊5~15万円ほどの高級旅館となって再オープンするそうですが…

そこから急なつづら折の石段を登ったところにあるのが、千光寺 大悲閣。
京都の名所旧跡に飽きた人が訪れる寺です!と、大林道忠住職は言われた。
確かに寺の建物は、写真を撮るのも憚れるほど、古く傷みが激しい寺です。
ただ、ここからは比叡山、大文字山、東山三十六峰をはじめ、京都市内が一望できる素晴らしい眺望が楽しめる。



抹茶をいただいた後、長崎県五島列島出身と言う、大林住職のお話をうかがう。




鐘楼の鐘を突いた時、
梵鐘が鳴った…と言う見方ができる。
撞木が鳴った…と言う見方もできる。
梵鐘と撞木の両方が鳴った…と言う見方もある。
梵鐘も撞木も鳴らなかった…と言う見方だってできる。
鐘の音一つでも、かように様ざまな見方ができる。

思い込みや先入観、既存の形容に囚われてはいけない。
いつも柔軟な思考と発想を持つこと。
すなはち、それが自由と言うことです。
うーんっ! なるほどっ!  


Posted by mahora at 14:58Comments(0)

2009年10月21日

秋の夜長は手作りtime…

週末の旅行で使うボストンバックを作ってみた!!
布地はネットで探し、ともや手芸店より購入。
生地が余ったのでポシェットショルダーも作ってみた!!



さらに余ったので、トートバッグ風マザーバッグも作ってみた!!



裏地を探していたら、以前購入したニット地が出てきたので、孫の帽子を作ってみた!!



帽子の型紙を探していたら、スタイの型紙もあったので、バスタオルを利用して孫にスタイを作ってみた!!



夢中になって作ったら肩こりがして、整形外科へ行った!!  


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2009年10月15日

行間に想いを偲ばせて

純粋で不器用なほど真っ直ぐな15歳の少年マイケルと、罪深い過去とある秘密を隠しながら、世間から隠れるように暮らす21歳も年上の女性ハンナとのラブストーリー。
愛を読むひと The Readrer

第二次大戦のナチスによるユダヤ人迫害という狂気の真実を、それぞれの立場でどう受け止め、決着させていくのかと言う重いテーマを背景に、単なる恋愛物語に終わらせていません。

タイタニックでは初々しかったケイト・ウィンスレットが、若いマイケルを虜にする妖艶な大人の女性と、自ら犯した罪に懺悔し、苦悩する姿を静かに演じていました。
その美しすぎる容姿ゆえ、頬を伝う一すじの涙にも、裁判長に向かって「あなたならどうする?」と訊ねる場面など、観ている方も胸が締めつけられます。

でも、この映画の主役はケイトではなく、相手役のマイケルの少年時代を演じたデヴィッド・クロスです。
マイケルが大人の恋に目覚め、感情の起伏が激しいハンナに振りまわされながらも、ハンナを想い、夢中になり、恋に有頂天になっている青年をまぶしく、ある意味健康的に演じていました。
そして、突然の別れによる長い絶望のあとに訪れた、思いがけない再会。
そこで明らかにされるハンナの暗い過去と、秘密に気づいた瞬間の、愛と正義の間で揺れ動く青年の心を巧みに演じ、この俳優は映画の時間軸の中で、坊やから大人の男に成長したんだ!と、確信しました。
秋の夜長に、重厚な恋愛小説を読むような、そんな名作です。

来月11月10日(火)の例会はアカデミー賞作品賞の「スラムドッグミリオネア」です。
原作となった「ぼくと1ルピーの神様」の著者が、大阪のインド総領事に着任したことでも注目です。
会員が減って赤字なので、この作品は一般公開して新規会員の獲得をめざします。


  


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