2007年04月14日

バラ色の長寿を疑う

新聞の書評欄を読むのが好き!
久坂部羊著「日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか」幻冬舎新書と、
奥野修司著「満足死 寝たきりゼロの思想」講談社現代新書が、毎日新聞で紹介されていた。
2冊とも、どうやって人生の終焉(生物死と言うそうな)を、すんなり迎えるか…と言う重いテーマを扱っている。

どんなにアンチエイジングし、健康食品食べまくっても、いずれこの世を去る時が、誰にでも必ず訪れる。
自分だけはいつまでも若く健康で長生きしたい! と言う欲望拡張主義(いい表現です)に躍らされていると、いずれ訪れる「老い」に苦しむことは必定だと言う。
うんうん!そのとおり!そのとおり!
時には仙人のように人生を達観したご老人にお目にかかりたいものです。  


Posted by mahora at 17:15Comments(0)