2008年07月10日

美しきカブール

映画「君のためなら千回でも
ラブストーリーを想わせる、ロマンチックなタイトルからは想像できない、人間の内面に潜む非情さ、愚かさ、世の不条理を見せつけられる映画だった。
美しきカブール



ガソリンや食料品が高騰しているっ! と文句を言っても、とりあえず、戦争で生命の危険に晒されることもなく、今夜、食べるモノにも窮することのないこの国では、どこか遠い遠い世界のできごとのように思えてしまう。

ずいぶん前に、「アフガニスタンの星を見上げて」と言う本を読んだことがあるが、内容がまったく思い出せないっ!人はすぐに忘れるんだっ! そして、同じ過ちを繰り返す。
無能な政治家と、大国のエゴに翻弄される運命はごめんですっ!

撮影のため、中国ウイグル地区に再現したカブールの街が、エキゾチックで美しくかった。



Posted by mahora at 10:49│Comments(0)
 
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