2008年07月22日
曖昧な…
不安って、不安の中でも、最も大きな不安だろう。
見えているようで見えてない! 分かっているようで分からない!
こうした正体不明の、姿形がハッキリしないモノの扱いが、いちばん厄介です。
五木寛之 不安の力 集英社文庫

不正と不信の現実社会では、希望は抱けず、絶望するばかり…
多種多様な選択肢の中で、選んでいるだけで不安になる…
あなたはあなたよ! 人と違っていいんだよ! と個性重視を強調され、なぜかよけいに不安になる…
本書を読んでも、不安は解消されません。
ただ、ことばの一つ一つが、素直に心の中に落ちてきて、穏やかな気持ちになります。
あれこれ想いを巡らせ、悩んでも、物事は落ち着くべきところへ、落ち着くようになっている。
最近、特にそう思います。
「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流れる」
山崎豊子の不毛地帯の一節です。
岩や木の根のような煩悩やしがらみの世界にありながら、その中に埋没せず、さりとて超然ともせず、空・無の境地で水が流れるように、あるがままの姿で生きる…と言う意味だそうです。
こうありたいっ!
見えているようで見えてない! 分かっているようで分からない!
こうした正体不明の、姿形がハッキリしないモノの扱いが、いちばん厄介です。
五木寛之 不安の力 集英社文庫

不正と不信の現実社会では、希望は抱けず、絶望するばかり…
多種多様な選択肢の中で、選んでいるだけで不安になる…
あなたはあなたよ! 人と違っていいんだよ! と個性重視を強調され、なぜかよけいに不安になる…
本書を読んでも、不安は解消されません。
ただ、ことばの一つ一つが、素直に心の中に落ちてきて、穏やかな気持ちになります。
あれこれ想いを巡らせ、悩んでも、物事は落ち着くべきところへ、落ち着くようになっている。
最近、特にそう思います。
「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流れる」
山崎豊子の不毛地帯の一節です。
岩や木の根のような煩悩やしがらみの世界にありながら、その中に埋没せず、さりとて超然ともせず、空・無の境地で水が流れるように、あるがままの姿で生きる…と言う意味だそうです。
こうありたいっ!
Posted by mahora at 11:51│Comments(0)