2008年12月11日
もう一つ、入りこめません
慌しい師走に「西の魔女が死んだ」と言う、謎めいたタイトルの映画会。
12年ほど前に発表された小説を映画化したもの。
ワイルドベリーのジャムのように、甘酸っぱく、優しい自然に恵まれた田舎に住む、イギリス人のおばあちゃま(おばあちゃんでも、ばあばでも、まして、ばあさんではないっ!)と、ガラスのように繊細で傷つきやすい心の孫娘との生活を描いた作品。
詩とメルヘンに出てくるようなロマンチックで、憧れの田舎暮らしでロハスな毎日と、どこかの不動産屋のキャッチコピーのような日常が、少女の眼をとおして描かれる。
そこへ、おばあちゃまの家系は魔女の血筋かも知れないと言う、現代っ子なら飛びつきそうな、ファンタジー的夢見る現実打開策が盛りこまれる。
はたして、ガラス細工の少女は心は、何もかもお見通しで、魔女の力を信じるおばあちゃまの愛と、あふれる自然の力で、鉄細工の心に成長できるのか…
遥か遠い昔に読んだ少女小説のような、美しい映像が流されるのだけど、こちらが歳を重ねているせいか、今ひとつ、入りこめない映画だったなぁ…

12年ほど前に発表された小説を映画化したもの。
ワイルドベリーのジャムのように、甘酸っぱく、優しい自然に恵まれた田舎に住む、イギリス人のおばあちゃま(おばあちゃんでも、ばあばでも、まして、ばあさんではないっ!)と、ガラスのように繊細で傷つきやすい心の孫娘との生活を描いた作品。
詩とメルヘンに出てくるようなロマンチックで、憧れの田舎暮らしでロハスな毎日と、どこかの不動産屋のキャッチコピーのような日常が、少女の眼をとおして描かれる。
そこへ、おばあちゃまの家系は魔女の血筋かも知れないと言う、現代っ子なら飛びつきそうな、ファンタジー的夢見る現実打開策が盛りこまれる。
はたして、ガラス細工の少女は心は、何もかもお見通しで、魔女の力を信じるおばあちゃまの愛と、あふれる自然の力で、鉄細工の心に成長できるのか…
遥か遠い昔に読んだ少女小説のような、美しい映像が流されるのだけど、こちらが歳を重ねているせいか、今ひとつ、入りこめない映画だったなぁ…

Posted by mahora at 14:18│Comments(0)