2007年11月17日

ロケ地の小学校

東昌寺を下りた浦野宿に、高札場がある。

高札場とは、室町時代から明治初頭にかけ、往来や村の中心地などの目立つ所に、お上からのお触れを掲示した場所のこと。
現代版、公報・官報と言ったところか…

高札には
盗んではいけない」「火付けをしてはならない」「争いをしてはいけない
などと言った、日常生活に関わる、事細かなことまでを「お触れ」として、箇条書きにしてヒノキに墨書きして掲げていた。
中央に権力が集中していた時代のことだから、この高札には想像以上に絶対的効果があったはずだ。

民主化の現代、こんなことをしようものなら、個人の思想信条と自由に、国家権力が関わる一大事として大騒ぎになる。

ただ、今の世も窃盗・放火はあるし、人々の争いは絶えず、殺人事件も多発している。
膨大な時が流れ、時代が変わっても、人間の本質は何も変わっていないと言うことか…

近くにある浦里小学校は、昔ながらの木造校舎で(耐震補強工事で外壁は現代風)、映画「ひめゆりの塔」や「リング」などのロケに使用されたと、教えてもらった。ロケ地の小学校ロケ地の小学校



Posted by mahora at 14:47│Comments(0)
 
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