2007年12月19日

ブロガーに物申す!

昨日の毎日新聞の文芸欄に、現代詩作家の荒川洋治の、「日記の『新年』」と題した文章が掲載されていた。

その中でブログについて書いた文章が気になった…と言うか、ウーン! そうかぁ…とえらい納得してしまった。
一部、引用します。

いまはやりのブログ、ネットでの日記公開は、他人を意識したもの。
それは他人においかけられること。
人に見せたら日記ではない。別のものだ。
日記公開は、不安からくる自己表現に過剰な期待をかける人たちの、あやしげな熱気から生まれる。

いっぱい書くことは、何も書かないことと同じ。
書いた、伝わったという幻想にとらわれ、自分を見失う結果に。
書きたいことなどなくていい。
個人のひとときがあるほうが、よほどだいじ。

ネット時代はもう古い、と考えたい。
てもとでできることがいっぱいあるからだ。
一日の日記がただひとことでも、人は輝く。
世界は新しくなる。
ブロガーに物申す!



Posted by mahora at 11:49│Comments(0)
 
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