2008年02月15日

バターロールは17%!

今日のお昼は手作りパンドーナツ。
自家製小麦粉を頂いたのでパン生地にして、シナモンシュガーをまぶした揚げドーナツにしてみた。

今日のニュースで、春から小麦の標準売渡価格が、30%近く値上げになると言っていた。
きっとパン・ケーキなどのスイーツから、うどん・ラーメンなどの麺類まで、値上げになるだろうなぁ…。
しかも、ここ数年の牛乳価格の暴落で、廃業する酪農家が増え、バターや生クリームなどの乳製品も品薄状態で、ケーキ屋さんは調達に苦労しているらしい。

因みにこのドーナツですが、強力粉300gをつかって12個に分割する、標準的なサイズで、材料費は1個につき約23円です。

農水省のホームページから「クッキング自給率」と言う、料理ごとに食物自給率が計算できる、無料のソフトがダウンロードできる。
これでバターロールを計算してみると、なんと17%!
小麦粉・ドライイースト・バター・砂糖などなど…確かに100%、国産で賄えるものばかりではないです。

毒入り餃子事件でハッキリしたのは、今の日本では輸入冷凍食品なしでは、一般家庭も外食も、学校給食も成り立たない! と言うことだった。

もっと美味しいもの、もっと珍しいもの、もっと簡単に食べられるものと、欲望にかきたてられた結果が、安くて手軽で便利だけど、毒の入ったシロモノだったとは…

季節や場所に関係なく溢れる食品が、国民生活の豊かさを象徴した時代はもう終わったんだろうなぁ…  


Posted by mahora at 16:46Comments(0)