2007年09月13日

実はスゴイ人なんですよ!

当市の生涯学習センターのロビーに、刻字作品が飾られている。

先日の料理教室の時に、寄贈者名を見たら「宮澤梅径」先生だった。
実はこの方、ご近所の酒屋さんのご主人で、刻字作家としてはかなり有名な方です。

毎日書道展・書道芸術院で審査員などもされ、また、松本のNHK文化センターの講師や、地元でも教室を開き、多くのお弟子さんをかかえている。

市役所のロビーにも迫力ある大作「龍魔風神」を寄贈され、常設展示されています。

刻字は一般書道の基本を踏まえながら、斬新な書体とセンスで描いたものを、桂の木などに写して彫刻し、金粉やアクリル絵の具などで、色付けしていくらしい。

畳1枚分くらいある大作となると、かなりの根気と集中力、そして体力を要する作業です。
時々、個展も開催していますが、大型作品となるとそれなりの価格で、すぐには手が出せません。

ただ、画仙紙で掛け軸スタイルの書では、床の間でないとしっくりきませんが、刻字は和室洋室どちらにも合うので、需要としては高いようです。
高遠の名酒「黒松仙醸」のラベル文字も、梅径先生の書によるものです。

お店では物腰やわらかい優しそうな、ごくごく普通の酒屋のご主人なんだけど、実は郷土が誇る凄い文化人なんです。
好きだなぁ!face05 こういう人…face02  


Posted by mahora at 14:27Comments(0)